「JPX日経中小型株指数」構成銘柄への選定に関するお知らせ(3年連続)

2020年11月11日
各位

会 社 名 株式会社北の達人コーポレーション
代 表者名 代表取締役社長 木下 勝寿
コード番号:2930 東証第一部 札証
問合わせ先 取締役管理部長 工藤 貴史
電 話番号 050-2018-7864(部署直通)



「JPX日経中小型株指数」構成銘柄への選定に関するお知らせ(3年連続)

当社はこのたび、株式会社東京証券取引所及び株式会社日本経済新聞社が共同で算出している「JPX日経中小型株指
数」の構成銘柄として選定されましたのでお知らせいたします。今回で3年連続での選定になります。


1. JPX日経中小型株指数の狙い
これまで、中小型株の動向を示す日本株指数は、時価総額や売買代金などの流動性指標によるものであり、資
本の効率性や財務状況などの観点で銘柄選定を行う指標は一般的ではありませんでした。当指数は、JPX日経イン
デックス400で導入した「投資者にとって投資魅力の高い会社」を構成銘柄とするとのコンセプトを中小型株に適
用することで、資本の効率的活用や投資者を意識した経営を行っている企業を選定するとともに、こうした意識
をより広範な企業に普及・促進を図ることを目指すものです。併せて、こうした企業への投資者の投資ニーズに
こたえることを企図しています。また、銘柄選定に際しては、銘柄ごとの市場流動性も考慮することで、新指数
に連動した資産運用を可能とするための実務的要請に応えることも目指します。
(株式会社東京証券取引所ウェブサイトより転用)


2. JPX日経中小型株指数の概要
JPX日経中小型株指数(JPX-Nikkei Mid and Small Cap Index)
名称
(略称:JPX日経中小型(JPX-Nikkei Mid Small))
算出者 株式会社東京証券取引所及び株式会社日本経済新聞社
構成銘柄数 200銘柄
対象銘柄 東証の市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ を主市場とする普通株式


【選定基準】
以下の手順及び基準に従い、銘柄選定を行う。


(1)スクリーニング
① 適格基準によるスクリーニング
下記のいずれかに該当する場合は銘柄選定の対象としない。
・上場後3年未満(テクニカル上場を除く)
・過去3期いずれかの期で債務超過
銘柄選定及び
・過去3期すべての期で営業赤字
銘柄入替方法
・過去3期すべての期で最終赤字
・整理銘柄等に該当


② 大型株の除外
上記①の銘柄から、基準日における時価総額順位が上位20%以内となる大型銘柄を除外する。
ただし、基準日においてJPX日経中小型株指数算出対象銘柄については、上位18%以内の銘柄
のみを除外する。
③ 市場流動性指標によるスクリーニング
上記②の銘柄から、基準日から起算して直近1年間の売買代金合計額が150億円以下の銘柄及
び基準日における時価総額が100億円以下の銘柄を除外する。ただし、その結果として選定対
象候補となる銘柄数が500銘柄に満たない場合、500銘柄を超えるまで売買代金及び時価総額の
基準を10億円刻みで引き下げる。


(2)定量的な指標によるスコアリング
(1)により選定した銘柄に対して、以下の項目に基づいてそれぞれの順位スコアを付与した
上で、以下の比率で合算し、総合スコアを算出する。
・3年平均ROE:70%
・3年累積営業利益:30%


(3)定性的な要素による加点
(2)のスコア付けの後、以下の定性各項目を勘案してスコアの加点を行う。
・独立した社外取締役の選任(取締役の総数の1/3 以上又は3人以上。ただし取締役の総
数の1/3が2人に満たない場合は、2人以上)
・IFRS採用または採用の決定を公表
・決算情報・「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」に係る英文資料のTDnet(英文資
料配信サービス)を通じた開示
※(2)の総合スコアのみによって選定を行った場合との差異が最大でも10銘柄程度となるよ
うな加点規模です。


(4)構成銘柄の決定
(3)の加点の後、以下の手順で200銘柄を選定し、構成銘柄とします。
i. 前年度採用銘柄については、スコアが250位以内であれば、継続採用されます。
ii. 前項i によっても、銘柄数が200に不足する場合には、上記(3)の最終スコア順位の上
位から以下の二つの条件を満たす銘柄を200銘柄になるまで採用する。
・3年平均ROEまたは直近ROEのいずれかが上記(1).③の銘柄の中央値を上回っていること
・上記(3)の最終スコア順位が200位以内であること
iii. 前項ⅱによっても、銘柄数が200に不足する場合には、上記(3)の最終スコア順位が200
位以内の未採用銘柄の上位から200銘柄になるまで採用する。


【定期入替】
毎年6月最終営業日を選定基準日とし、毎年8月第5営業日に入替銘柄を公表のうえ、毎年8月
最終営業日に銘柄定期入替を実施する。
上場廃止等に伴う非定期の除外によって、JPX日経中小型の算出対象数が200を下回ることがあっ
ても、非定期の追加は行わない。(毎年8月の定期選定の際に、必要な銘柄数の追加を行う。)

算出方法 浮動株調整時価総額加重型(1.5%キャップ付き)
2017年(平成29年)3月13日(月)
算出開始日
東京証券取引所の相場報道システムからリアルタイム(1秒毎)で配信
起算日・基準値 2016年(平成28年)8月31日(水)・10,000ポイント
(株式会社東京証券取引所ウェブサイトより転用)

なお、今回(2020年度)の定期入替につきましては、2020年6月29日に株式会社東京証券取引所及び株式会社日
本経済新聞社より公表されております「JPX日経インデックス400等の定期入替延期に関する指数コンサルテーショ
ンへの対応について」のとおり3ヵ月延期となっております。



当社は今後も皆様のご期待に応えるべく、引き続き持続的な企業価値の向上に努めてまいります。

「JPX日経中小型株指数」の詳細につきましては、下記をご参照ください。
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/jpx-nikkei400/01.html
以上

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