森林保全活動「JTの森 小菅」 山梨県小菅村との森林保全協定を3年間更新

2016 年 3 月 4 日


森林保全活動「JT の森 小菅」
山梨県小菅村との森林保全協定を 3 年間更新

JT(本社:東京都港区、社長:小泉 光臣)は、このたび満了を迎える山梨県北都留郡小菅
村(きたつるぐん こすげむら)との森林保全協定を更新し、3 期目の活動に取り組みます。

JT と小菅村は 2006 年 3 月に約 13ha の村有林を対象に森林保全協定を締結し、JT の森 小

菅」として 2 期 10 年間にわたり森林保全活動を行ってまいりました。本年 3 月に 2 期協定の
満了を迎えますが、継続した手入れが必要と考えられるため、このたび協定を更新することを
決定しました。

3 期目の活動は 3 年間にわたり展開します。一部区域では、林種転換のために、カラマツ林
(針葉樹)を皆伐して広葉樹の植栽を行い、これまでに植栽が完了した区域では、広葉樹周辺
の下草刈りなどの保育と、 木々や地表面の植生を保護するための鳥獣防除柵の設置を行います。

森林の日常管理や主な整備は 2 期目に引き続き北都留森林組合に委託し、地域の方々と JT
グループ社員の協働による森林保全活動も定期的に行う予定です。

小菅村は秩父多摩国立公園内にあり、 首都圏を潤す多摩川と相模川の2つの一級河川の源流部
に位置しています。「JT の森 小菅」の協定林はこの2つの河川の分水嶺にあたります。JT は水
源涵養や生態系保全など森林の有する多面的な機能のさらなる発揮に向け、 引き続き森林整備に
取り組みます。 10
また、 年かけて取り組んできた森づくりにより、 豊かな森林生態系を維持し、
持続的な森林利用が可能な「針広混交複層林」が形づくられてきたことから、地域での森林環境
学習等をはじめ、「針広混交複層林」の森づくりのモデル林としての活用も図ります。

JT グループは、たばこ、医薬、加工食品事業を中心とした各事業で、葉たばこ、紙、野菜
などを原材料として使用しており、 事業を支える自然の恵みに対する感謝の想いと企業の社会
的責任の観点から、森林保全活動に取り組んでいます。
今後も、健全で豊かな環境が将来の世代に引き継がれるよう、より良い環境の創造に向けた
積極的な取り組みを進めていきます。
【実施内容】
名称 概要
実 施 地 :山梨県北都留郡小菅村鶴峠
JT の森 小菅 面 積 :12.92ha
森林概要 :スギ・ヒノキ林、カラマツ・広葉樹混交林
活動内容 :皆伐、植栽、下草刈り、鳥獣防除柵設置等
活動期間 :2016 年 3 月 9 日より 3 年間


JT 本社 IR 広報部 〒105-8422 東京都港区虎ノ門 2 丁目 2 番 1 号 TEL 03-5572-4291
【別紙】


■「JT の森」とは


「JT の森」は 2005 年に開始。手入れが遅れた森林を一定期間借り受け、滞っている
整備を支援することで森を育てるサイクルを再び動かし、地域が目指す森づくりをサポ
ートすることを目指しています。自然環境の大切さと保全の重要性を改めて考え、行動
していくための契機となるよう社員の環境教育の場としても位置づけているほか、地域
住民や行政、森林組合の方々などとの交流も大切にしています。


■JT の森 展開エリア
・全国 8 か所で展開 (2016 年 3 月現在)
・JT の森 智頭(鳥取県)は、2007 年~2015 年まで活動実施

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