産学官連携で フレイル予防高野豆腐開発!

2020年 11⽉ 2⽇




ニュース リリース

産学官連携で フレイル予防⾼野⾖腐開発!
飯⽥⼥⼦短期⼤学 家政学科 友⽵浩之教授・安富和⼦特任教授をはじめとする研究チー
ムによる論⽂『⾼齢者健康教室における咀嚼、栄養、運動指導の効果』が、⽇本栄養・⾷糧学
会誌に掲載されました。

今回の健康教室により咀嚼⼒・握⼒等の筋⼒向上が認められました。今回開発された⾼野⾖
腐を⽇常的に摂取することが、これらの筋⼒向上の⼀因になったと考えられています。
旭松⾷品株式会社では、飯⽥⼥⼦短期⼤学および南信州・飯⽥産業センターとの産学官連
携によりに開発された、この⾼野⾖腐をはじめ、タンパク質等の栄養豊富な⾼野⾖腐をフレイル
予防や⼦供の健やかな成⻑に役⽴てていただきたいと考えています。




⼀般⼩売⽤ 学校給⾷⽤ かみかみ⼤使 カミン

※論⽂要旨
「⽇本栄養・⾷糧学会誌 第73 巻 第5号 207-213(2020)」
約2カ⽉間の健康増進教室参加者28 名(75±5歳 ⼥性)の咀嚼能⼒、握⼒、⾷意識などを教室前後で⽐較し、咀嚼、栄養、
運動の指導の有効性について調べた。教室前後の調査項⽬は、体重、上腕周囲⻑、下腿周囲⻑、握⼒、咀嚼能⼒(チューインガ
ム・グミゼリーを使⽤)、⾷意識調査(質問紙)、栄養状態評価(質問紙)とした。教室はテーマに沿って講義と実習を⾏った。
(第2回「噛むことの⼤切さ」、第3回「低栄養を予防する⾷べ⽅」、第4回「運動の⼤切さと筋⾁を鍛えるコツ」)。教室実施期間
中は、咀嚼および栄養強化⾷品として⾼野⾖腐を参加者全員に提供し、摂取状況や噛むことの意識を毎⽇記録してもらった。参加者
の教室前後の咀嚼能⼒を⽐較した結果、有意に⾼くなっていた(チューインガム判定p=0.004、グミゼリー判定p=0.009)。握⼒
(p=0.049)、上腕周囲⻑(p=0.012)も有意に増加していた。咀嚼の意識についての得点は、教室前と⽐較して有意に⾼
かった(p=0.016)。


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