脱プラ推進!紙製飲料缶のフルッタアサイーシリーズが2020年4月よりストローなしで販売開始

News Release
株式会社フルッタフルッタ
2020年3月17日


脱プラ推進!紙製飲料缶のフルッタアサイーシリーズが
2020 年 4 月よりストローなしで販売開始

この度、株式会社フルッタフルッタ(所在地:東京都千代田区
社長:長澤 誠)は、2006 年より多くのお客様にご愛顧いただ
いておりますアサイードリンク『フルッタアサイーシリーズ』の
195g 入り商品において、プラスチック製ストローの添付を全廃
し、2020 年 4 月より順次販売することをお知らせいたします。
同品は紙製飲料缶の「カートカン」を使用しており、今回の取
組みにより容器裏面の資源識別マークを「紙パック」のみの表示
とすることができました。
また本取組みは、環境省が主催する「プラスチック・スマート
キャンペーン」の取組み事例として登録されました。
当社は森をつくる農業「アグロフォレストリー」で栽培された
アサイーを積極的に使用するなど、事業の中での経済活動と環境
の共存共栄を目指しており、製品の資材においても環境負荷の低
減に取り組むため 2010 年よりカートカンの使用を開始し、延べ 10 年となりました。


なお、お召し上がりの際は、容器上面の紙製タブを“アサイーの飛びはね”にご注意のうえ開封い
ただきますようお願い申し上げます。


■フルッタアサイーシリーズについて
2006 年に日本で初めて一般市場向けに誕生した、美と健康をサポートするアサイーを手軽に摂
取できる果実系飲料です。
「本場ブラジルの濃厚アサイーで、おいしく健康な毎日を」をテーマに、
甘味料・香料・着色料・保存料を使用せず、アサイー本来の栄養とおいしさを活かした「濃厚・
ナチュラル・高栄養価」の3つをこだわりとしています。


■カートカンだからできる脱プラ推進
カートカンは、日本の荒廃した森林を活性化するために、国
産材を 30%以上と間伐材や端材を積極的に使用した紙製飲料缶
です。紙製でありながら内側にはアルミではなく非塩素系樹脂
のフィルムを使用しており、牛乳パックと同様のリサイクルが
可能で、焼却時はダイオキシンなどの有害ガスも発生しません。
カートカンはストローがなくても直接飲用が可能な形状をし
ており、他の紙パックに比べ容易に脱プラを推進できる点にも優位性があります。


■株式会社フルッタフルッタについて https://www.frutafruta.com/
アサイーをはじめとするアマゾンフルーツ輸入加工販売ビジネスのパイオニア。
「自然と共に生きる」を理念に、森をつくる農業「アグロフォレストリー」の発展にビジネスの
力で貢献し、経済と環境が共存する持続可能な社会の実現を目指して 2002 年設立。
ブラジルのトメアス総合農業協同組合(CAMTA)よりおもにアグロフォレストリーで栽培され
たアマゾンフルーツ原料を輸入し、メーカーや外食チェーンへ販売を行うほか、「ナチュラル・新
鮮・おいしい・本物」をモットーとする自社製品の製造と販売、ジュースバーの運営などを展開し、
2014 年東証マザーズに上場。
■本件に関するお問合せ先■ 株式会社フルッタフルッタ 広報
℡:03-6272-9081 Mail:pr@frutafruta.com
補足資料
■森をつくる農業「アグロフォレストリー」とは
アグロフォレストリーとは、森林伐採などで荒廃した土地に多種の農林産物を共生させながら栽
培し、作物の生長に従って森のような畑になることから『森をつくる農業』と称される農法です。
ブラジルのアマゾンでは、フルーツや材木の栽培にアグロフォレストリーが多く取り入れられ、
ヒトと自然が共存共栄する持続可能な農法として実践されています。




■トメアス式アグロフォレストリーの仕組み
フルッタフルッタのパートナーである提携農協の CAMTA では、1929 年以降現地に移り住んだ
日本人が、アマゾンの厳しい環境で単一栽培に失敗し、持続的に農業を営むため先住民の暮らしか
ら多様性の重要性を学び独自のアグロフォレストリーを確立しました。
アグロフォレストリー自体は世界各国で様々な実践例がありますが、トメアスの場合は 1 年目
から収穫が得られ、持続的に収入を得られるよう計画的に農地を構成していく点が特徴です。草原
が森のように遷移していくような様相から、遷移型アグロフォレストリー」
「 とも呼ばれています。


【荒廃地】 【1年目】 【5~10 年目~】 【20年目~】




トメアスの周辺には伐 1 年目から将来にわたり コショウが枯れ、果樹が 高木と低木が共存する
採などで荒廃地化した 収穫を得られるよう計 実をつけます。この時期 森のようなアグロフォ
土地が広がっています。 画的に野菜やコショウ、 が最も作物の種類が多 レストリーが完成し、光
アマゾンの土壌は薄く、 果樹、材木の苗を植えま く、また最も二酸化炭素 のコントロールをしな
伐採してしまうと養分 す。 の吸収量が多い時期と がら低木果樹の生産性
が流れて作物が育ちに されています。 を維持していきます。
くくなります。


■国内外から評価されるトメアス式アグロフォレストリー
彼らの取組みは支援を必要とせず商業的に自立し、地域振興にもつ
ながっている点が持続可能であるとして国内外から注目され、とりわ
け、アマゾンの所得の低い人々にボランティアでアグロフォレストリ
ーを教え、生活を改善し地域の保安や環境保全にも貢献した点がブラ
ジル政府より評価され、2010 年に「地域発展貢献賞(ブラジル国家
表彰)」の最優秀賞を受賞しています。
(画像は CAMTA を代表してルラ大統領(当時)より表彰を受ける理
事(当時)の小長野道則氏)



■本件に関するお問合せ先■ 株式会社フルッタフルッタ 広報
℡:03-6272-9081 Mail:pr@frutafruta.com

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