小林健太 個展「Rapid Eye Movement」- IMA gallery 2019年最初の展覧会-

press release
株式会社アマナ
コーポレートコミュニケーション室




報道関係者各位




2019 年 1 月 7 日
株式会社アマナ


小林健太個展 「Rapid Eye Movement」
~ IMA gallery 2019 年最初の展覧会~


さまざまなビジュアルコミュニケーション事業を展開する株式会社アマナ(本社:東京都品川区、代表取締役
社長 進藤博信、以下「アマナ」)のアートフォト専門ギャラリーIMA gallery では、明日より、写真家・小林健太
個展「Rapid Eye Movement」を開催します。




小林健太個展
「Rapid Eye Movement」

会 期 : 2019 年 1 月 8 日(火)- 1 月 22 日(火)
時 間 : 11:00~19:00(日曜・祝日休)
会 場 : IMA gallery(住所:〒140-0002 品川区東品川 2-2-43 T33 ビル1F)
https://amana.jp/company/shops-galleries/imagallery.html
入場料 : 無料
問合せ : TEL/ 03-3740-0303、E-Mail/ imagallery@imaconceptstore.jp



株式会社アマナ コーポレートコミュニケーション室
〒140-0002 東京都品川区東品川 2-2-43 TEL:03-3740-3500 1
ポインターが画面を踊る。ピクセルがさざ波を立て色彩が変形する。
運動が画像を貫く。運動が画像を貫く。運動が画像を貫く。

二次元に展開されるこの情報空間は、さながら夢の外在化のようだ。
限られたインターフェースを介して置き去りにされる身体感覚と、めくるめくポインターの舞。
それは筋肉への情報伝達を遮断し、眼球のみが高速に動く“レム睡眠”と相似形を描く。

情報空間の発展が、外在化した夢の拡大を意味するなら。
僕は夢の輪郭に触れたいのかもしれない。その感触を確かめたいのかもしれない。

ただ眼球だけがくるくる回る輪廻の中で。
閉鎖された神経回路をこじ開けるべく、もがき続けろ!

夢の意味は、夢から醒めた者にしかわからない。だから

――――― 小林健太



現代の写真家にとって、カメラはすでにイメージ制作プロセスにおける唯一の存在ではなくなり、画像編集・
加工ツールを使用することはごく当たり前のことになりつつあります。小林健太が素材とするのは、さまざまな
デバイスで捉えた自身の姿や日常風景ですが、元の画像は Photoshop 等の画像編集ツールによってあから
さまに加工されています。写真の上に描かれたデジタルのドローイングは、キャンバスとなる写真とのコミュニ
ケーションを通して生まれた混ぜ物であり、むしろその筆跡を加えることを作品の中心としています。

加工と元画像との間の関わり --- それは、写真というものは外界に向けて開かれた「透明な窓」ではなく、現
実というものの描写が壊れていることを見せる幻想に過ぎないと、言い換えられるかもしれません。つまり、私
たちにとって、現実の描写と呼ばれるものは常に創作であり、小林の創作は薄い表層だけがリアルなのだと主
張しているのです。



▼小林健太略歴

1992 年神奈川県生まれ。「真を写す」とは何か、という問いとして写真を捉え、様々な試みの中からその輪郭を縁取っていく。主
な個展に「EVERYTHING NOW」Stieglitz 19(ベルギー・アントワープ、2017 年)、「自動車昆虫論/美とはなにか」G/P gallery
(東京、2017 年)、「#photo」G/P gallery(東京、2016 年)。主なグループ展に「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向け
て」水戸芸術館(水戸、2018 年)「GIVE ME YESTERDAY」フォンダツィオーネ・プラダ・ミラノ(イタリア・ミラノ、2016 年)、「新しい
ルーブ・ゴールド バーグ・マシーン」KAYOKOYUKI・駒込倉庫(東京、2017 年)、「New Material」ケースモア・カークビー、(米国・
サンフランシスコ、2016 年)、「trans-tokyo / trans-photo」集美×アルル国際フォトフェスティバル(中国・廈門、2015 年)等。

主なコレクションに、サンフランシスコアジア美術館(アメリカ)などがある。2016 年、写真集「Everything_1」が Newfave より発行。




株式会社アマナ コーポレートコミュニケーション室
〒140-0002 東京都品川区東品川 2-2-43 TEL:03-3740-3500 2
▼アートフォトの専門ギャラリー「IMA gallery」
https://imaonline.jp/imaproject/ima-gallery/


IMA gallery のコンセプトは “LIVING WITH PHOTOGRAPHY”。アートフォトのある暮らしをもっと身近に楽しむためのスペース
として、2014 年に東京・六本木にオープン、2017 年に品川・天王洲に移転しました。若手写真家のための活躍の場を創出する
“IMA プロジェクト”のひとつとしてスタートして以来、所属作家を中心に、国内外の若手日本人写真家による展覧会やアーティスト
やクリエイターを招いたトークショーを実施するなど、アートフォトを多角的に楽しみながら学べる機会を提供しています。

“IMA プロジェクト”は写真雑誌「IMA」の刊行や、ウェブサイト
「IMA ONLINE(https://imaonline.jp/)」のメディア事業も展開
し、多方面から好評をいただいているアマナグループのアー
ト フ ォ ト プ ロ ジ ェ ク ト で す 。 ま た 併 設 の カ フ ェ 「 IMA Cafe 」
(http://ima-cafe.com/)では、厳選されたこだわりのコーヒー
もお愉しみいただけます。




【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社アマナ コーポレートコミュニケーション室 担当:水沢/住永
TEL:03-3740-3500 MAIL:pr@amana.jp



株式会社アマナ 会社概要

代 表 者 : 代表取締役社長 進藤博信

所 在 地 : 東京都品川区東品川 2-2-43

設 立 : 1979 年 4 月

資 本 金 : 10 億 9,714 万円

証券コード : 東証マザーズ 2402

売 上 高 : (連結)217 億 52 百万円 ※2017 年度 12 月期実績

従 業 員 数 : (連結)1,022 名 ※2019 年 1 月 1 日現在

事 業 内 容 : ビジュアルコミュニケーション事業

U R L : https://amana.jp/




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