Chronosphere-L6II販売開始のお知らせ

News Release
2020 年 8 月 18 日




小型・軽量みちびき CLAS 対応 GNSS 受信機
Chronosphere-L6Ⅱ 販売開始のお知らせ
株式会社コア(本社:東京都世田谷区、代表取締役 社長執行役員 松浪 正信、以下「コア」)
は、高精度測位ソリューション「Cohac∞」(コハクインフィニティ)の新たな製品として、みちびき CLAS
対応センチメータ精度測位受信機「Chronosphere-L6Ⅱ」(クロノスフィア エルロク ツー、以下「本
製品」)の販売を 2020 年 8 月より開始致しました。
本製品は、日本版 GPS である「みちびき」の 高精度測位補強サービス「 CLAS」に対応し、
GNSS-RTK 測位のような基準局(固定局)を必要とせず、機器単独でセンチメータ精度の測位を実
現できます。また、CLAS 測位に特化させたことにより、弊社既製の CLAS 対応受信機に比べて測位精
度はそのままにサイズで 1/5(容積比)、重量で 1/3 の小型・軽量化を実現すると共に低価格を実現
致しました。


小型かつ軽量(名刺 2 枚とほぼ同じサイズの横幅および奥行)
本体サイズ: W115 × D80 × H35 [mm] 重量:310g




小型・軽量化を実現したことにより、今までは難しかった利用シーン(例えばドローンへの搭載など)で
のセンチメータ精度測位を可能とし、幅広い分野で、より身近にセンチメータ精度測位を活用して頂くこ
とができます。
利用の促進が期待される分野




ドローン 測量・土木 建機・農機 鉄道 車輛位置管理


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1. Chronosphere-L6Ⅱの特長
① 各種測位方式に対応
みちびき CLAS 測位をはじめ、RTK 測位(通信キャリアのネットワーク RTK サービスにも対応)や
DGPS(DGNSS)測位などの幅広い測位方式にも対応。測位方式を選べることにより、精度を求め
る場所に合った測位方式、通信インフラが整備されていない場所に合った測位方式など、測位環境に
合わせた適切な測位方式を利用することが可能。

② マルチ周波数対応
L1 帯、L2 帯、L5 帯に対応しており、安定した測位および正確な測位が可能。

③ 妨害波対策、マルチパス軽減機能を搭載
狭帯域信号から広帯域パルスジャマーまで、多種多様な干渉を抑制することが可能。電波障害が懸
念される場所(無線局近辺、携帯基地局近辺、アマチュア無線局近辺など)およびマルチパスの影響が
懸念される場所(周囲にビルなどの建物が多い場所など)でもそれらの影響を軽減。

④ 高機能なユーザインタフェースを搭載
ブラウザーでアクセス可能なグラフィカルで高機能かつ直感的なユーザインタフェースを搭載しており、各種
設定(機器設定、測位用の設定など)や確認を容易に行うことが可能。




⑤ SD カードスロットを搭載
測位結果や観測値など各種データのロギングが可能。パソコン等を使用せずにデータを記録できるため
機器単独でロガーとしての利用が可能。

⑥ 小型かつ軽量な本体
本体サイズ:W115 × D80 × H35[mm]、本体重量:310g。これまではサイズや重量の制限
により取り付けが困難であった場所および機器など、本製品では幅広い利用シーンで活用が可能。





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2. 製品仕様




※製品の仕様は予告なく変更されることがあります


3. センチメータ級測位補強サービス:IS-QZSS-L6-002 対応について
準天頂衛星システム「みちびき」では、より高精度な測位の実現と測位環境が厳しい場所
(例えば、ビルなどの遮蔽物が多い場所など)でも安定した高精度測位の実現に向けてシス
テムの改善が予定されています。


【IS-QZSS-L6-002: 内閣府みちびき Web サイトより一部抜粋】
センチメータ級測位補強サービス(CLAS)の測位精度のより安定したサービスを皆様
に提供することを目的に、補強対象衛星数を最大 17 機とするユーザインタフェース仕様
の変更を計画しています。
https://qzss.go.jp/overview/information/clas_200619.html


本製品につきましては、ファームウェアの更新により「IS-QZSS-L6-002」に対応予定です。
尚、「IS-QZSS-L6-002」に準拠した補強情報の配信開始(正式運用開始)までに、本製品を
ご購入頂いたお客様には、対応したファームウェアへの更新を無償でご提供させて頂きま
す。





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■ 株式会社コアについて

1969 年創業の東証一部上場企業。マイコンを搭載した組込み機器が社会に登場した草創期から組込みソフトウェア
開発事業を開始し、また OA 化や銀行のオンライン化が始まった当初からエンタープライズソフトウェア開発事業を手がけ、長
年の経験と実績、豊富なエキスパート人材を数多く有しています。近年は、マーケットアウト指向のSIサービス、セキュリティ・
ソリューションをはじめとするソリューションサービスとともに、組込みソフトウェアの技術や応用ノウハウを結実させた IoT 関連製
品や 2005 年から事業を開始している GNSS 関連製品を軸に、次世代に向けたソリューション提供に注力しております。
https://www.core.co.jp




■ 投資家の皆様へ

本プレスリリースは、当社の定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
当社の業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である決算短信等をご参照ください。




本プレスリリースに関するお問い合わせ先
■ 本製品に関するお問い合わせ先 ■ 報道関係のお問い合わせ先


株式会社コア 株式会社コア
GNSS ソリューションビジネスセンター 経営管理室
営業統括部 経営管理担当
TEL:044-989-5115 TEL:03-3795-5111
E-Mail:gc-sales(at)core.co.jp E-Mail:coo-office(at)core.co.jp
※(at)を@に変換し、ご利用ください。 ※(at)を@に変換し、ご利用ください。





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