クラウド型電子カルテ『i-MEDIC Plus++』、Nutanix Enterprise Cloud OS上で提供開始のお知らせ

News Release

2019 年 4 月 16 日




国内初!クラウド型電子カルテ『i-MEDIC Plus++』を
Nutanix Enterprise Cloud OS 上で提供開始
〜 わずか 4 ヵ月という短期間で電子カルテシステムの導入を実現 〜

株式会社コア(本社:東京都世田谷区、代表取締役 社長執行役員 松浪 正信、以下コア)は、当社
グループの株式会社レゾナ(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長 大川 政利、以下レゾナ)と、コ
アネットインタナショナル株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 新 幸彦、以下コアネ
ットインタナショナル)が、医療法人や社会福祉法人を数多く傘下に持つ明日佳グループ(住所:北海
道札幌市、代表:小野寺 眞悟)で導入のクラウド型電子カルテ『i-MEDIC Plus++』について、日本で
初めて Nutanix のクラウド基盤 Nutanix Enterprise Cloud OS 上で提供を開始することを発表いたし
ます。

DPC(診断群分類包括評価)データ提出に対応し、将来を見据え拡張性の高いインフラ基盤を構築
するため、Nutanix Enterprise Cloud OS により、4 ヶ月という短期間で電子カルテシステムの導入を
実現しました。




ニュータニックス・ジャパン合同会社のコーポレートバイスプレジデント 兼 社長 町田 栄作氏は、
次のように述べています。「この度、電子カルテの基盤に Nutanix Enterprise Cloud OS を採用いただ
き、 ヶ月という短期導入を実現できたことを大変嬉しく思っております。
4 Nutanix Enterprise Cloud OS
は、インフラに依存しない拡張性の高いアーキテクチャで、お客様の条件に基づいて、環境を選択でき
る自由をご提供します。今後コアグループ様がソリューション提供を通じて、医療業界のデジタル化の
推進にますます貢献されることを期待します。」


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導入経緯
2 年に一度、大規模な法改正が実施される医療業界において、2018 年度の診療報酬改定では、200 床
を超える慢性期病院での DPC (診断群分類包括評価) データ提出が義務化されました。療養型の慢性期
病院を複数運用している明日佳グループは、データ提出が可能な環境を整えるため、電子カルテシステ
ムの導入を検討することになったと札幌明日佳病院 事務次長 新田 晃久氏は当時を振り返ります。し
かし、同グループには専任のシステム管理者が不在だったこともあり、電子カルテの運用管理を外部に
委託することを前提に検討し、 「特別養護老人ホームの新設を含め、事業拡張を積極的に行っていくグ
ループの方針に対応できるよう、インフラ面では、閉域網にてデータセンター内にプライベートクラウ
ド環境を整備してセキュリティを確保しつつ、アプリケーション面では、高い拡張性を持ったクラウド
型の電子カルテシステムの実現を目指しました」と岩見沢明日佳病院 事務部長 朝倉 茂之氏は述べて
います。

そこで同グループは、レゾナのクラウド型電子カルテ『i-MEDIC Plus++』を選択し、その基盤とし
て Nutanix Enterprise Cloud OS、インフラ構築とデータセンターとしての役割をコアクラウドセンタ
ーに決めました。 「今後ますます重要視される地域医療連携の観点から、 『i-MEDIC Plus++』は地域連
携を初期設計の段階から複数施設運用を考慮して設計されており、施設間システムリンクによる業務互
換を実現し、シームレスに簡素化できることは特に魅力的でした」と朝倉氏は語ります。



導入効果
「当初はクラウドと聞いて、セキュリティ面とスピード面が気になりました。しかしながら、コアネ
ットインタナショナルが運営するコアクラウドセンターのプライベートクラウド環境へ各拠点から閉
域網で接続することで、セキュリティを確保したシステム環境を確保することができました。スピード
面に関しても、今まで体験できなかったほどのシステム動作の速度を実現できています。」と札幌明日
佳病院 事務次長 新田氏は語ります。

わずか 4 か月という短期間で導入が可能だったのは、 『i-MEDIC Plsu++』の操作性、コアネットイン
タナショナルの基盤構築のスピード、Nutanix Enterprise Cloud OS の性能だと新田氏は評価します。

電子カルテを利用する医師や看護師からもパフォーマンスの良さが評価されています。 「現場は全く
クラウドを意識することなく利用できています。また、電子カルテを導入することよって、患者さんに
集中できる時間を今まで以上に確保できており、他部門を意識しながら、専門性の高い医療行為をご提
供できるということ、そして、各医療従事者がその日 1 日のスケジュールを簡単に把握できるというこ
とに大変役立っています」と新田氏は語ります。



今後の提案
コアグループは注力事業の 5 大柱として「医療、メディア、公共、IoT(AI)、GNSS」をあげており、
そのうちの一つとして日本の医療業界への貢献を目指しています。今後ますます医療機関の IT 化の重
要性が増していく中で、お客様の声を元にレゾナは i-MEDIC シリーズの成長と発展を目指します。ま
た、それらを支えるインフラ分野として、 コアネットインタナショナルは Nutanix の新技術を積極的に
取り入れ、より良い基盤作りに取り組んでいきます。





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Nutanix はクラウドソフトウェアとハイパーコンバージ 明日佳グループは 2000 年に札幌江仁会病院の運営から
ドインフラストラクチャー・ソリューションのグローバル スタートし、医療療養病棟や介護老人保健施設などを手掛
リーダーであり、Nutanix Enterprise Cloud OS ソフトウ ける医療介護事業をはじめ、脳神経外科を中心とする急性
ェアは世界中の企業に採用されており、パブリッククラウ 期の医療事業や人間ドック、職場健診などを中心とする健
ド、プライベートクラウド、分散型エッジクラウドを対象 康診断事業、専門外来・一般病棟などの地域の医療事業な
に、ワンクリックのアプリケーション管理とモビリティを ど、さまざまな事業を展開しています。「人に優しく」を
実現することで、総所有コストを大幅に削減しつつ、あら グループの基本理念に据え、施設利用者やその家族に「優
ゆる規模でアプリケーションの実行を可能にします。その しい」医療・介護・サービスを提供しています。
結果、高性能の IT 環境をオンデマンドで迅速に実現でき、 http://www.asuka-gp.or.jp/
アプリケーション所有者には真のクラウドライクな体験が
得られます。
https://www.nutanix.jp/




事務部長 朝倉 茂之氏 事務部長 新田 晃久氏




2013 年に新データセンター「コアクラウドセンター」を 1988 年の創業より医療 介護に特化し現場での運用を踏

竣工しました。私たちはデータセンターを中心とし、クラウ まえたパッケージづくりによる電子カルテシステム・介護
ドサービスをはじめ、お客様の課題を解決するソリューショ 支援システムの開発、販売、構築からサポートまで行い、
ンサービスや業務ノウハウ・特化技術を活かしたシステムイ 医療・介護分野の ICT 化に貢献しております。
ンテグレーションを展開し、ワンストップサービスを提供し
ています。
https://www.resona.co.jp/
http://www.corenet.ne.jp/index.php




取締役 渡邉 昌智 構築担当者 高橋 立彦 代表取締役社長 大川 政利 取締役 松岡 智




1969 年創業の東証一部上場企業。近年は、マーケットア
ウト指向のSIサービス、セキュリティ・ソリューション
をはじめとするソリューションサービスとともに、組込み
ソフトウェアの技術や応用ノウハウを結実させた関連製品
や 2005 年から事業を開始している GNSS 関連製品、次世
代に向けたソリューション提供に注力しております。 ソリューションビジネス本部
取締役専務執行役員 新 幸彦
https://www.core.co.jp/coresway/medical/index.html 事業戦略推進部長 金城 広





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株式会社レゾナ 株式会社コア
営業部 経営管理室 経営管理担当
TEL:0270-30-1278 TEL:03-3795-5111
https://www.resona.co.jp/company/inquiry.htm E-Mail:coo-office@core.co.jp

コアネットインタナショナル株式会社
営業部
TEL:044-988-7711
E-Mail:cni-info@corenet.ne.jp





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