当社子会社におけるバイオガス施設「南三陸BIO」開所のお知らせ

平成 27 年 9 月 29 日
各 位

会 社 名 ア ミ タ ホ ー ル デ ィ ン グ ス 株 式 会 社
代 表 者 代 表 取 締 役 会 長 兼 社 長 熊 野 英 介
( コ ー ド 番 号 : 2 1 9 5 東 証 J A S D A Q )
問 合 せ 先 責 任 者 取 締 役 清 水 太 朗
T E L ( 0 3 ) 5 2 1 5 - 7 7 6 6


当社子会社におけるバイオガス施設「南三陸BIO」開所のお知らせ

当社は、平成 26 年 6 月 20 日付「連結子会社アミタ株式会社の新規事業開始に関するお知らせ」に
て、当社連結子会社であるアミタ株式会社が宮城県南三陸町にてバイオガス事業を開始することをお
知らせいたしましたが、この度、平成 27 年 10 月 16 日に資源・エネルギーの地域内循環を担う拠点と
してバイオガス施設「南三陸BIO」を開所し、10 月 19 日から施設を稼働させる運びとなりました
ので、お知らせいたします。


1.バイオガス施設「南三陸BIO」の開所・稼働について
南三陸BIOは、南三陸町内から排出される生ごみ・し尿処理汚泥等から、液体肥料、電力を創出
するリサイクル工場です。
平成 24 年から実証実験を開始して以来、事業化に向けた準備を進め、平成 27 年 10 月 16 日に施設
を開所、10 月 19 日より稼働する運びとなりました。
同施設は、バイオマス産業都市構想を掲げる南三陸町のバイオガス事業の中核を担う施設として、
官民連携(PPP)スキームで構想・事業化されたものです。民設民営施設として、平成 27 年からの
15 年間、
アミタ株式会社が事業主体、
施設運営担当として自治体業務のアウトソーシングを行います。
今後、南三陸町内での地域内資源循環を促進する拠点として機能してまいります。


2.南三陸BIOの「BIO」
(ビオ)とは 【施設概要】
Best Integrated Operation
(ベスト インテグ 敷地面積 5,495㎡
レーテッド オペレーション:最適に統合された 建築物面積 954㎡
運用)と、BIO(バイオ:生命・生物)の 2
施設能力 処 理 能 力:10.5t/日
つの意味を掛け合わせた名称で、バイオガス技
術をもとに、地域の未利用資源を活かした最適 液肥生産量:4,000~4,500t/年
な循環の仕組みをつくる拠点を意味します。 発 電 量:21.9万kWh/年


(ご参考)アミタの南三陸での主な動き
平成 23 年 4 月 :震災の被災地支援、
「ひと・つながり募金」を実施
平成 23 年 7 月 :アミタグループ東北オフィス(仙台市)の開設
平成 24 年 3 月 :アミタホールディングス株式会社、南三陸オフィス開設
平成 24 年 6 月 :
「木質バイオマスエネルギーに係る実証調査業務」を受託
平成 24 年 8 月 :NTT ドコモと連携した震災復興事業「未来の種 PJ」開始
平成 24 年 11 月:バイオガス施設と可燃ごみ資源化施設等の実証実験開始 (環境省委託事業)
平成 26 年 7 月 :バイオガス事業の実施協定を南三陸町と締結
平成 27 年 4 月 :バイオガス施設から製造されるメタン発酵液肥の公開散布会を実施
平成 27 年 7 月 :南三陸森林管理協議会が管理する森林の FSC®森林認証審査を宮城県で初めて実施


以 上

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