UBIC、人工知能「KIBIT」に関する台湾特許を取得

2015 年 12 月 22 日
報道資料
株式会社UBIC
(東証マザーズ コード番号:2158)
(NASDAQ ティッカーシンボル:UBIC)




UBIC、人工知能「KIBIT」に関する台湾特許を取得
独自開発の人工知能に関する台湾特許取得により、
アジア地域における市場優位性をより強化


米ナスダックと東証マザーズに上場し、人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手がけ
る UBIC(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏)は、独自開発の人工知能「KIBIT」(キ
ビット)が実現する機能について、台湾特許庁(TIPO)より 2 件の特許査定謄本を受領し、登
録のための手続きが完了したことをお知らせします。
なお、UBIC は、本件に関する特許をいずれも日本で既に取得しているため(特許第 5592552
号、2014 年 8 月 8 日登録、特許第 5622969 号、2014 年 10 月 3 日登録)、台湾での特許取得
が 2 ヶ国目となります。


【今回の台湾特許の内容】
台湾出願番号:103130212 台湾出願番号:104103843
特許登録番号: (登録番号未付与) 特許登録番号: (登録番号未付与)
第一国出願日:2013 年 10 月 25 日 第一国出願日:2014 年 2 月 4 日
台 湾 出 願 日:2014 年 9 月 2 日 台 湾 出 願 日:2015 年 2 月 4 日

「KIBIT」は、「Landscaping」(ランドスケイピング)に代表される多数の人工知能関連技
術と、行動情報科学に基づいて集積・体系化された大規模なナレッジを実装しています。これ
らを両輪として、わずかな教師データから人間の機微(人間が個人的に持つ暗黙知・判断の仕
組み・感覚)を理解することができます。
今回UBICは、「KIBIT」が実現する機能について、台湾で2件の特許を取得しました。これら
の機能により、例えば電子メール監査において、現在進行中のコミュニケーションを分析する
ことで、人が見た場合には見逃してしまうような些細な兆候を「KIBIT」が発見、不正行為発生
の可能性と状況やタイミングをレポートが可能になります。


UBICは、自社開発したテクノロジーや事業の独自性を表示するブランドなど、無形の財産を
「知的財産権」として保護することを重視しています。特に、テクノロジー企業としてグロー
バルで展開するデータ解析事業を保護するために、世界各国で積極的に特許出願・権利化を推
進しており、海外出願・登録比率は全特許の79パーセント(2015年9月4日現在)を占めます。
UBICは、国際訴訟支援を主軸とするビッグデータ解析事業のアジア地域における拡大・競争力
強化を目的に、アジア各国における知的財産権取得を今後も継続してまいります。





【UBIC について】URL: http://www.ubic.co.jp/
株式会社 UBIC は、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情報解
析を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析
を行う e ディスカバリ(電子証拠開示)や、コンピュータフォレンジック調査を支援する企業
として 2003 年に創業。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View®(リット・アイ・
ビュー)、アジア言語に対応した「Predictive Coding®(プレディクティブ・コーディング)
」 」
技術などを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供しています。訴訟対策支援で培った UBIC 独自
の人工知能は、専門家の経験や勘などの「暗黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動
の予測を実現、最近では医療やビジネスインテリジェンス、マーケティングなどの領域に人工
知能を活用し、事業の拡大を進めています。2003 年 8 月 8 日設立。2007 年 6 月 26 日東証マ
ザーズ上場。2013 年 5 月 16 日 NASDAQ 上場。資本金 1,688,433 千円(2015 年 3 月 31 日現
在)


<本件に関するお問合せ先>
株式会社 UBIC 広報担当 池内
TEL: 03-5463-6380 FAX: 03-5463-6345





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