UBIC、重要な文章を抽出する技術について、日本で特許を取得

2016 年 5 月 10 日


報道資料
株式会社UBIC
(東証マザーズ コード番号:2158)
(NASDAQ ティッカーシンボル:UBIC)



UBIC、重要な文章を抽出する技術について、
日本で特許を取得
人工知能が文書全体から重要な文章のみを抽出し、要約としてユーザに提示


米ナスダックと東証マザーズに上場し、人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手が
ける株式会社UBIC(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏)は、人工知能が重要
な文章を抽出し、要約としてユーザに提示する技術について、特許査定謄本を日本特許庁よ
り受領いたしました。このたび、特許登録のための手続きが完了いたしましたので、お知ら
せいたします。



出願番号:特願2015-558244 ※登録番号未付与
特許出願日:平成27年(2015年)11月27日(優先日:2015年5月22日)

デジタルマーケティングの領域には、ウェブサイトに含まれるテキスト情報がビッグデー
タとして存在します。今回特許を受けた技術は、KIBIT がこのビッグデータを分析すること
により、レビューサイトに投稿されたコメントからユーザにとって価値の高い本質的な部分
(「おもしろかったです!」といった結論など)を抽出する技術です。これによりユーザは
「どんな作品か分かる」情報のみをインターネットから素早く発見することができます。





当社は、人工知能応用技術の研究開発・知的財産獲得をさらに推進することにより、今回
特許を受けた技術の主な適用領域であるデジタルマーケティングをはじめ、医療・ヘルスケ
ア、ビジネスインテリジェンスなどの領域で、多様なデータ解析ソリューションへの展開を
目指しており、その実現によって、よりよい未来の創造に邁進してまいります。なお、本件
における通期業績に与える影響は軽微です。

※特許査定は、特許庁審査官による審査の結果、発明に対して特許権付与が承認されること
をいいます。特許査定後、出願人が登録料を納付することにより、特許発明が登録原簿に
登録され、特許権が発生するとともに、登録番号が付与されます。

※Lit i View は、当社の登録商標です。

【UBIC について】URL: http://www.ubic.co.jp/
株式会社 UBIC は、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情報解析
を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行
う e ディスカバリ(電子証拠開示)や、コンピュータフォレンジック調査を支援する企業として
2003 年に創業。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View®(リット・アイ・ビュー)、 」
アジア言語に対応した「Predictive Coding (プレディクティブ・コーディング)
® 」技術などを駆使
し、企業に訴訟対策支援を提供しています。訴訟対策支援で培った UBIC 独自の人工知能は、専
門家の経験や勘などの「暗黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現、最近
では医療やビジネスインテリジェンス、マーケティングなどの領域に人工知能を活用し、事業の
拡大を進めています。2003 年 8 月 8 日設立。2007 年 6 月 26 日東証マザーズ上場。2013 年 5 月
16 日 NASDAQ 上場。資本金 1,688,433 千円(2015 年 3 月 31 日現在)。


<本件に関するお問合せ先>
株式会社 UBIC 広報担当 池内
TEL: 03-5463-6380 FAX: 03-5463-6345





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