令和4年度 臨海副都心における自動運転技術を活用したサービスの構築に関するプロジェクトの参加者を募集します

News Release
2022 年 12 月 26 日
日本工営株式会社



令和4年度 臨海副都心における自動運転技術を活用した
サービスの構築に関するプロジェクトの参加者を募集します

日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新屋浩明 以下「日本工営」)は、東京
都より「令和4年度臨海副都心における自動運転技術を活用したサービス構築に関する業務委託」を受託し、自
動運転移動サービスの実証支援や事業化に向けた検証等を行う事業プロモーター業務を務めています。この度、
臨海副都心エリア(都有地・公道)において実施する自動運転の実証実験プロジェクトの詳細が決定しましたの
で、各実証実験の参加者の募集を開始いたします。

東京都では「未来の東京」戦略において、2025 年の無人自動運転による移動サービスの実現を政策目標とし
て掲げているとともに、「スマート東京実施戦略」においても、自動運転の実用化により、都の課題解決を目指して
います。臨海副都心エリアでは、自動運転技術を活用して地域の課題である回遊性の向上や、賑わいの創出につ
なげることを目指し、昨年度(2021 年度)より実証実験を行っています。
日本工営では、本プロジェクトを通じて自動運転移動サービスの事業化に向けた課題抽出、採算性やニーズの
分析等により自動運転移動サービスの早期実用化の促進を目指します。

1.実施体制
事業プロモーター(日本工営)が、自動運転技術と様々なコンテンツを組み合わせたプロジェクトを募集し、優れ
た取り組みを 2 件選定しました。プロジェクトの実施に係る支援を行うとともに、実証を通じて得られた結果をもとに
法的課題や採算性等を検証します。

事業プロモーター 連携・ プロジェクト実施者
委託 支援 利用
東京都 日本工営株式会社 ・アドバイス プロジェクト 利用者




2.都有地プロジェクト
2.1 プロジェクトの概要
 プロジェクト名 :コンパクトな自動運転 EV バスによるお台場シティバリューアッププロジェクト
 主な実施概要 :自動運転車両を活用した臨海副都心エリアにおける新たなモビリティサービスの実用性
等について、周辺施設と連携し、実環境を想定した実証を行う。具体的には、臨海副
都心エリア内の回遊性を高めつつ自動運転の受容性も高めるサービス実証を行う。
 実施内容 :(1)自動運転で回る謎解きスタンプラリー(土日のみ)
(2)移動の目的を増やすお得な割引券配布
(3)アプリを使用した乗降データ取得
(4)アンケート
 実施者 :WILLER 株式会社、BOLDLY 株式会社





2.2 本体験イベントの概要
 日程 :2023 年 1 月 28 日(土)~2 月6日(月)
※運休日 1 月 31 日(火)、2 月 1 日(水)
※運行スケジュールの詳細は申込ページでご確認ください
 時間 :9 時 30 分頃~18 時 00 分頃
 使用車両 :ARMA
*最高速度:19km/h(本実証では最高速度 7km/h で運用)
*乗客定員:着席 6 名
 走行ルート :臨海副都心エリア シンボルプロムナード公園内
 運行ダイヤ :平日・休日で運行ダイヤが異なります
 参加費 :無料




自動運転バス ARMA



運行ダイヤ・運行ルート



2.3 参加方法
本体験イベントへのご参加方法は、下記ホームページをご確認ください。
https://travel.willer.co.jp/maas/autonomousdriving-odaiba/
※予約は 1 月 6 日(金)11 時より開始します。
※ホームページも同時刻よりオープン予定です。





3. 公道プロジェクト
3.1 プロジェクトの概要
 プロジェクト名 :自動運転 EV バスで移動しよう!お台場回遊プロジェクト
 主な実施概要 :青海地区はりんかい線、ゆりかもめの 2 路線でアクセス可能であるが、日本科学未来
館などにアクセスする際は、現状ではりんかい線と都営バス(海 01)の利用が想定さ
れる。短距離の移動に特化した路線(青海地区周遊)を設定した場合の観光客等
の行動変容(歩行からバス利用など)について調査を行い、将来のインバウンド回復
時に、より便利で分かりやすい観光ルートを提供するためのデータ収集等を行う。
 実施内容 :(1)自動運転バスの走行実験
(2)アンケート
 実施者 :先進モビリティ株式会社


3.2 本体験イベントの概要
 日程 :2023 年 1 月 18 日(水)~1 月 29 日(日)
※運休日 1 月 23 日(月)、1 月 24 日(火)、1 月 26 日(木)、1 月 27 日(金)
※運行スケジュールの詳細は申込ページでご確認ください
 時間 :10 時頃~17 時頃
 使用車両 :BYD J6
*最高速度:60km/h(本実証では法定速度未満で運用)
*乗客定員:着席 15 名、立席 3 名
 走行ルート :北側ルート 東京テレポート駅~アクアシティお台場
南側ルート 東京テレポート駅~日本科学未来館
 運行ダイヤ :北側ルート・南側ルートで運行ダイヤが異なります
 参加費 :無料




自動運転バス BYD J6



運行ダイヤ・運行ルート



3.3 参加方法
本体験イベントへのご参加方法は、下記ホームページをご確認ください。
体験イベント参加者募集特設サイト
https://autonomouscar-tokyo.jp/rinkaifukutoshin/2022monitor_r.html





4. その他
本プロジェクト(都有地プロジェクト、公道プロジェクト)の体験イベント実施期間中、東京都では臨海副都心に
おける「デジタルテクノロジーの実装」および「スタートアップの集積」を推進する Digital Innovation City 協議会
(以下、DIC 協議会)とともに、モビリティ体験イベント「未来を乗りにおいでよ。 次世代モビリティのまち体験」を
2023 年1月 18 日(水)から2月6日(月)まで開催します。
イベント実施期間中は、事前予約にお申込みいただいた一般の参加者等に各モビリティを体験していただけます。
詳細は、「未来を乗りにおいでよ。 次世代モビリティのまち体験」ホームページをご覧ください。




モビリティ体験イベント「未来を乗りにおいでよ。 次世代モビリティのまち体験」概要




―お問合せ先―
日本工営株式会社 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email: c-com@n-koei.co.jp ホームページ:https://www.n-koei.co.jp/





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