技術研究センター構造実験棟の完成について

2019 年2月8日
各 位
会 社 名 株式会社 富士ピー・エス
代表者名 代表取締役社長 菅野 昇孝
(コード:1848、東証第一部、福証)
問合せ先 取締役常務執行役員
経営企画室長 江里口 俊郎
(TEL. 092-721-3473)

技術研究センター構造実験棟の完成について

2018 年4月から建設を進めておりました当社技術研究センター構造実験棟が完成しましたのでお知
らせいたします。



1.目的
当社は、中期経営計画「VISION2016」の方針に基づく研究開発力の強化実現に向け、2017 年4月
に当社の技術開発のブレーン機能部門として技術研究センターを設置しました。構造実験棟の建設
は、その研究施設整備計画の第一弾であります。当構造実験棟は新しいコンクリート構造形式の
静的・動的載荷試験の検証実験を行うことができ、 例えば、高速道路各社が進める大規模更新事業の
プレストレストコンクリート床版、建築構造物の梁・柱、耐震補強や維持保全事業に向けた新工法・
新材料の研究など、当社独自技術の開発が可能となります。また、当構造実験棟は当社いわき工場
(福島県いわき市)の敷地内に位置し、東北工場(福島県安達郡大玉村)と合わせて、開発部門と製
造部門の機能集積を図り、研究開発のスピードアップと技術力の向上を目指すものです。
現在、福島県では「福島イノベーション・コースト構想」を始め、新技術を起爆剤とする振興・発
展に取り組まれております。当社もこれまで以上に技術開発に注力し、地域との連携を積極的に図
り、福島県の復興と振興・発展に寄与する所存です。

2.構造実験棟の概要
名 称 技術研究センター構造実験棟
所 在 地 福島県いわき市好間工業団地 16 番地 1(当社いわき工場敷地内)
建物概要 PCaPC(プレキャストプレストレストコンクリート)造 1 階建て
建築(延床)面積 148.7m2
建設期間 9ヵ月
投資金額 83,000 千円
用 途 研究開発における各種コンクリート部材の載荷実験に使用
(主要設備) (2000kN 反力床、2.8tf 天井走行クレーン2基)

3.今後の見通し
本件による 2019 年3月期の業績への影響は軽微であります。なお、次年度に事務所棟の建設と
複合劣化促進実験装置などの設備投資を予定しております。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社富士ピー・エス 技術研究センター(TEL. 0246-84-8700)
以 上

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