「K&Oヨウ素株式会社」事業開始のお知らせ -世界のヨウ素メジャーを目指して-

2021 年 12 月 20 日
各 位
K&Oエナジーグループ株式会社
豊 田 通 商 株 式 会 社


「K&Oヨウ素株式会社」事業開始のお知らせ
~世界のヨウ素メジャーを目指して~

K&Oヨウ素株式会社は、ヨウ素の年間生産量約 1,600 トン(世界のヨウ素シェアの約
5%)となる世界有数のヨウ素サプライヤーとして、世界に向けて新たなブランド価値を
創造し、さらなる成長を図るべく、2022 年1月1日に事業を開始します。
本日、K&Oヨウ素株式会社の新たなスタートに向けて、同社の概要について、下記の
とおり、お知らせします。



1.K&Oヨウ素(株)が新たにスタート

K&Oエナジーグループ(株)の連結子会社である日本天然ガス(株)と関東天然瓦斯開発
(株)は、それぞれがヨウ素事業と天然ガス鉱業を行ってまいりましたが、2022 年1月1日
より、ヨウ素事業を日本天然ガス(株)へ、天然ガス鉱業を関東天然瓦斯開発(株)へ統合整
理を行う事業再編を実施します。 (2021 年 9 月 7 日発表)
また、同日付で日本天然ガス(株)は「K&Oヨウ素(株)」へ社名変更いたします。

【事業再編イメージ】




【ロゴマーク】
2.ヨウ素事業のさらなる成長に向けて

世界のヨウ素市場は、年間2~3%、700~1,000 トン、拡大しており、その需要に応え
るため、K&Oヨウ素(株)は、以下の設備投資計画を進めてまいります。

①ヨウ素需要の拡大に応えるため、製造設備(ブローイングアウト法、イオン交換樹脂
法)を恒常的に拡充してまいります。イオン交換樹脂法は、世界で唯一、K&Oヨウ素
(株)が最終工程まで運用している製造方法で、小規模で機動的にヨウ素を製造するこ
とができ、大規模設備であるブローイングアウト法設備と併用することで、効率的な
ヨウ素製造が可能となります。
【ブローイングアウト法設備】 【イオン交換樹脂法設備】




②現在の製品ヨウ素形状であるフレーク品に加え、お客様の要望にお応えするため、製
品の固結が少ないプリル品の導入を進めます。
【フレーク品(ヨウ素)】 【プリル品(ヨウ素)】




③ヨウ素製造にDXを導入し、製品ヨウ素の自動充填化や省力化を進め、世界最高水準
のオペレーション&マネジメントを目指します。
④井戸元吸着設備(イオン交換樹脂法)の増設・改良により、かん水利用率を高め、増産
を図ります。

3.世界のヨウ素メジャーを目指して

K&Oエナジーグループ(株)は、ヨウ素事業をコア事業として位置づけ、K&Oヨウ素
(株)の株主であり、日本、アメリカ、チリ3ヶ国でヨウ素事業を推進する世界で唯一の会
社である豊田通商(株)と協力してヨウ素事業のさらなる成長を目指します。
K&Oエナジーグループ(株)と豊田通商(株)は、事業パートナーとして、ヨウ素事業に
関する国内外におけるアライアンスを強化し、海外の生産拠点開発も含め、ヨウ素の大幅
な増産を図り、世界のヨウ素メジャーを目指します。
4.ご参考

【世界のヨウ素生産量の推移】(K&O エナジーグループ(株)調べ)




【ヨウ素の用途】(K&O エナジーグループ(株)調べ)




5.K&Oヨウ素(株)の概要

(1)名称 K&Oヨウ素株式会社
※2022 年 1 月 1 日付で、日本天然ガス(株)より社名変更。
(2)本店所在地 千葉県長生郡白子町南日当 2508 番地
(3)代表者役職・氏名 代表取締役社長 森 武
(4)事業内容 ヨウ素およびヨウ素化合物の製造・販売
(5)資本金 300 百万円
(6)決算期 12 月 31 日
(7)出資比率 K&Oエナジーグループ(株) : 80%
豊田通商(株) : 20%

6.問合せ先
K&Oエナジーグループ株式会社 総務部
TEL 0475-27-1011
豊田通商株式会社 広報部 報道グループ
TEL 03-4306-8200
以 上

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