兵庫県明石市に『敷地16坪に建つモデルハウス』を一般公開 空き家問題を解決する住まいづくりの提案

2019 年4月 26 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 K H C
代 表 者 名 代表取締役社長 渡 辺 喜 夫
(コード番号:1451 東証第二部)
問 合 せ 先 取締役財務部長 原 口 勝
(TEL.078-929-8315)


兵庫県明石市に『敷地 16 坪に建つモデルハウス』を一般公開
空き家問題を解決する住まいづくりの提案

当社グループの株式会社Laboは、近年社会問題となっている空き家の増加に歯止めをかけ
るため、市街地で散見される狭小の空き家に、現代のニーズに合った高付加価値の住まいを提案
し、新たな顧客の創出に取り組んでおります。
この度、この取り組みを普及するため、わずか 16 坪しかない狭小地に豊かな住空間を提案す
る 3 階建てモデルハウスを建設し、4月より一般公開しております。




【モデルハウス外観】
1. 取り組みの背景
兵庫県や大阪府の空き家数は、全国的に見ても多く(※兵庫県 7 位・大阪府 2 位 出典:総
務省「平成 25 年住宅・土地統計調査」より)、年々増え続けており、その背景の一つに住宅ス
トック(国内に建築されている既存の住宅)の現状があげられます。築 40 年以上の住宅ストッ
クの割合は、全体の約 3 割にもなり、こうした新耐震基準や断熱性能を満たさない安全性・快
適性に問題のある古家が、空き家の増加につながっております。




70 年代に急増した市街地の戸建て住宅の多くは、細分化された宅地に建てられ、車庫スペー
スすら確保されていないものも多く、世帯構成が変化し、住まいに、より快適性を求めるよう
になった現在のライフスタイルに全く適合していないため、リフォームによる再利用や建替え
る価値がないと判断され、賃貸や売却もあきらめられたまま空き家として放置されているのが
現状です。こういった空き家の増加は地域住民が減ることによるインフラ整備の停滞や、教
育・医療・商業施設の撤退や廃業にもつながり、地域全体の活力や魅力の低下となります。
当社グループは、「常に新しい世代が循環し続ける、元気な街をつくりたい。」という思い
から生まれた住まいづくりの提案をしてまいります。


2.空き家問題や街の衰退を解決する住まいづくり
市街地での空き家が増加する一方、核家族化が進み、共働き世帯が 6 割を超えた今、都市部
で駅近といった利便性を重視するニーズは高まっており、利便性は良いが狭小地により、利用
価値がないとあきらめられた土地に、これからの住宅取得者層のニーズや感性に応える住まい
づくりが求められております。
当モデルハウスでは、敷地条件や周辺環境をじっくり読み解き、16 坪の狭小地に車庫スペー
スを確保しながら、「光」と「風」、「木」のぬくもりや心地良さを感じる豊かな住空間をシ
ンプルにデザインしております。この住まいづくりの提案により、未利用の狭小地を再活用し、
若い世代や子育て世代を呼び込み活力あるまちづくりの実現を図ります。
3. モデルハウス概要
所 在 地:兵庫県明石市野々上1丁目 3 番 20
敷地面積:53.46m2 (16.17 坪)
延床面積:90.45m2 (27.36 坪)
構 造 :木造在来 3 階建て
株式会社Labo 明石モデルハウスホームページ
URL:https://www.jk-labo.com/model/akashi/nonoue.html




以上

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