「中小企業海外展開支援事業-案件化調査-」採択に関するお知らせ

平成 30 年1月9日


各位
会 社 名 株 式 会 社 エ ム ビ ー エ ス
代 表 者 名 代表取締役社長 山本 貴士
(コード:1401 東証マザーズ 福証 Q-Board)
問 合 せ 先 取締役経営企画室長 栗山 征樹
電 話 番 号 0 8 3 6 - 5 4 - 1 4 1 4




「中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」採択に関するお知らせ

当社は、国際協力機構(JICA)より「中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」にお
いて、当社が提案しておりました「インフラメンテナンスコスト抑制のためのスケルトン
防災コーティング導入にかかる案件化調査」(タイ)の採択を平成29年12月26日付けで採
択を受けましたので、お知らせいたします。



1.概要
提案内容 タイは、1980 年代からインフラ建設が活発化し、東南アジアの中で
も早くからインフラ整備が行われている国であります。しかし、近年
老朽化の問題が浮上する中で対処療法的メンテナンスが限界に近づい
ているため、コスト低減を伴う新しいメンテナンス技術を求めている
状況にあります。
そこで当社が提案する「スケルトン防災コーティング」は、外観を損
なわずに橋梁・トンネル等のはく落を防止し、点検精度を高めること
ができる1液ポリウレタン樹脂製の透明コーティング材を用いる技術
です。本製品の高い透明性により補修後も目視での確認が可能で点検
の精度や効率が上がり、メンテナンスコストの抑制を実現することが
可能となります。
案件化調査 案件化調査では、インフラメンテナンスの実施調査を通じ、本製品導
入によるインフラメンテナンスの効率化を目指した ODA 案件の形成
とその後のビジネス展開の可能性について調査が行われることとなっ
ています。
なお、本調査は、我が国の中小企業を対象とした「中小企業海外展開
支援事業~案件化調査~」(注)として実施され、今後の契約交渉を経て
契約に至ったものから、順次調査が実施されることとなっています。
2.今後の事業に与える影響
今後、建設・土木業界ならびに関連各業界からの需要(反響)が期待できますが、今
後、当社の業績に影響を及ぼす事象が判明した場合には速やかにお知らせいたしま
す。

(注)案件化調査とは、途上国の開発ニーズと日本の中小企業の優れた製品・技術等とのマ
ッチングを行うものであります。
以上

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