まいたけ多糖類によるがんの抑制機構の研究結果についてのお知らせ -神戸薬科大学との共同研究が「 Life Sciences 」に掲載-

2023 年2月 21 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 雪 国 ま い た け
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 湯 澤 尚 史
(コード:1375、東証プライム市場)
問合せ先 常 務 執 行 役 員 経 営 企 画 本 部 長
櫻 井 威 典
(TEL.025-778-0162)



まいたけ多糖類によるがんの抑制機構の研究結果についてのお知らせ
~神戸薬科大学との共同研究が「Life Sciences」に掲載~

株式会社雪国まいたけ(本社:新潟県南魚沼市、代表取締役社長:湯澤尚史)は、神戸薬科大学
微生物化学研究室の小西守周教授、中山喜明准教授、増田有紀講師、清水涼平特任助教との共同
研究におきまして、まいたけに含まれる多糖体が、単球系骨髄由来抑制細胞 (M-MDSC) を免疫活
性型 M1 マクロファージに変換することで、腫瘍組織の免疫抑制状態を解除し、がんの成長を抑制
することを明らかにしました。

免疫システムは、がんを異物として認識し排除しようとしますが、がん細胞自身は、免疫抑制
細胞などを誘導してがん免疫応答を抑制し、生存・増殖します。M-MDSC は、がん細胞により誘導
される代表的な免疫抑制細胞であり、T 細胞の活性を抑制することで、がんの成長と悪性化を誘
導することが知られています。以前より、まいたけ多糖体はがん免疫活性化、抗がん作用を有す
ることを報告してきましたが、本研究成果により、そのメカニズムの一端を明らかにできたもの
と考えています。2023 年 1 月 26日に国際科学雑誌「Life Sciences」への掲載に先立ち Web 上で
公開されました。詳細はこちらをご覧ください。




以 上

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